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床の強度に大きく影響する「束」の役割と種類、そしてきちんと設置されているかの確認方法について

床下の根太を支える土台部分には「大引き」と呼ばれる材料が使われています。大引きの両端は土台に繋がっていますが、長い距離の大引きの場合は下部を束で支えることとなります。その束は床を支えるための大切な役割を担っているので、束がきちんと設置されているかの確認方法をご紹介したいと思います。

束における役割と、その種類について

大引きにも長さがあり、3尺以内の長さであればこの束は基本的に使われません。それ以上長くなると束が必要になり、長さによって必要な束の本数も変わります。束は床を人が歩いても大引きが垂れ下がらないように支える役割があります。もし束を設置しなければ確実に床は沈み、床鳴りも激しくなるでしょう。昔の家では木製の束が使われていましたが、シロアリなどの害虫被害を避けるため近年では鋼製束や樹脂製の束が使われることが一般的となっています。

きちんと設置されているかの確認方法

束がきちんと設置されているかの確認方法ですが、束を直接触ってみるとわかります。極端に強く叩いたり押したりはしてはいけませんが、軽く叩いてみたり左右に揺すってみて動いてしまうようだと問題があります。しっかりと設置されていればそれくらいではビクともしないはずだからです。固定する釘やナットなどがしっかりと絞められていないと、少し触っただけでも不安定な動きとなります。建築会社によって違ってきますが、鋼製束と基礎の接着部分をコンクリートボンドで固めたりもすることもあるので、ボンドの付け忘れがないかもチェックしてみるといいでしょう。

まとめ

束の確認は床が仕上がってしまってからでは大変になってしまうので、土台敷きの日の遅めの時間や、根太を打つ日より前までには確認してみるといいでしょう。ボンドを付けたばかりの時間などはあまり動かさない方がいいので、触るときは念のため大工さんに一声かけてから触るようにするといいと思います。地味な存在ではありますが、束は床を支える大切な部分なので一度は確認してみることをおすすめします。

執筆者:竹内洋樹

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