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和の空気をつくり出す障子を取り入れよう

昔の日本の住宅には障子は必ずあるものでしたが、現代の住宅には障子がまったくない家も珍しくありません。あったとしても和室一部屋だけという住宅がほとんどだと思います。しかし障子は昔ながらの和の空気をつくりだすには最適な材料です。その魅力をもう一度理解し、現代の住宅にも積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。 

障子の種類

障子と一言でいっても、実は障子には次のように多くの種類が存在し、それぞれに特徴があります。

【荒組障子】
縦横の組子の間隔が大きいことが特徴で、それが由来で「荒組障子」と呼ばれるようになりました。一般住宅にもっとも多く使われているタイプの障子です。「荒間障子」とも呼ばれます。
【横繁障子】
横組子を多く入れたタイプの障子です。比較的関東地方で多く使われている障子です。
【縦繁障子】
縦組子を多く入れたタイプの障子です。こちらは関西地方で多く使われています。
【雪見障子】
障子枠の一部に上下にスライドさせられるガラスがはめ込まれた障子です。室内からでもガラスの部分から外の雪景色が見られることからこのように呼ばれるようになりました。
【腰付障子】
前面を組子にするのではなく、下部に板張りの腰板をつけた障子です。半分くらいまで腰板を貼った「腰高障子」や、腰板にふすま張りされているタイプの障子も存在します。「腰板障子」とも呼ばれます。
【猫間障子】
障子の一部にガラスをはめ込み、そのはめ込んだガラスの部分に上下や左右に開閉できる障子を組み込んだタイプのものです。もともとは障子を締め切った状態でも猫が出入りできるようにと細工されたもので、ガラスははめ込まれていなかったといいます。しかし家の気密性などを考慮してガラスがはめ込まれるようになったようです。 

障子のつくり

障子はある程度つくりに型が存在します。例えば障子を開閉するときに使用する引手の位置などです。立って開閉することが多い場合は引手の高さは床から78cm、座って開閉することが多い場合は66cmというように、寸法も基本的に一定の型で決まっているのです。 

まとめ

和室の明かり取りとして活躍する障子は日本の住宅にはよく似合う建具なので、これからも引き継がれていって欲しいもののひとつです。現代では和室をつくっても障子は使わない住宅も多いので、まずは和室だけでも昔ながらの和風設計にする人が増えて、日本の伝統技術が後世に伝わることを期待したいですね。 
 
執筆者:竹内洋樹

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