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フローリングの向きをあえて短手に張るという選択肢

住宅のフローリングなどの板材は、基本的には長手方向に張るのが主流です。しかしあえて短手に張るという選択肢があることも頭に入れておくと良いでしょう。今回はなぜフローリングを長手方向に張ることが主流なのかや、あえて短手に張ることのメリットについてご紹介いたします。 

長手方向に張ることが一般的な理由

フローリングは昔から長手方向に張るというのが一般的でした。その理由として挙げられるのが、長手方向に張ると奥行き感が強調され部屋が広く見えるということです。感覚的なことではありますが、確かに比べると長手方向の方が開放感があり、短手方向に張るとやや窮屈に感じられるものなのです。狭い部屋を少しでも広く見せるための工夫として昔から伝わってきました。しかし絶対に長手方向でなければならないという理由はなく、むしろ場合によっては短手に張った方が良いケースもあります。 

短手に張る方が良いケース

一般的な長手方向ではなくあえて短手に張るケースにもそれなりの理由があります。短手に張った方が良いケースは、長手方向に景色を取り入れた開口部がある場合です。こういった場合は短手に張る方が引き込まれるような視線の方向性が生まれるのです。これも実際にその景色を見てみないと想像が難しいことではありますが、必ずしも長手方向でなければいけないというわけではないのです。 

まとめ

長手方向と短手方向で見比べてみないと違いを判断しにくい問題ではありますが、「フローリングは長手方向」という既成概念にとらわれず、その空間を演出する目的に合わせて臨機応変に判断することが大切なことだといえるでしょう。歴の長い年配の職人さんや建築士からすると、フローリングを短手に張るということは非常識だと笑うかもしれません。しかし一番大切なことはマイホームを建てる自分の感覚だということは忘れず、自分が良いと思った選択を貫くことも後悔しないためには必要なことでしょう。 
 
執筆者:竹内洋樹

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