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カーローンがあると住宅ローンの融資額が数百万円も減額される理由

自動車の生活必需品になっています。自動車の購入にカーローンを利用する人の割合は30歳から40歳代がもっとも高く日経BPの調査によると約7人に1人弱がカーローンを利用しています。30歳から40歳代というと、住宅購入でもっとも住宅ローンを利用する年代でもあります。住宅ローンの利用を予定している人が、安易にカーローンを含むさまざまな短期返済のローンを利用すると融資可能額が数百万から1000万円以上も減少する可能性があり、注意が必要なことを紹介します。

カーローンがある場合の融資可能額のシミュレーション例

住宅ローンは一般的に年間の返済負担率が年収の30%程度であれば無理のない返済が可能といわれおり、銀行の融資可能額の判断基準になっています。

たとえば、年収500万円の人であればフラット35の金利1.0%、35年返済を利用すると約4400万円(年間返済額150万円、返済負担率30%)の融資が受けられます。そこで、年収500万円のAさんは、200万円の頭金を用意して4200万円の物件を4000万円の住宅ローンを組んで購入しようと考えたとします。

すると、4000万円の35年返済、金利1.0%の年間返済額は約136万円で返済負担率は約27%です。そしてAさんは、住宅ローンを申し込む前に5年返済で300万円の新車を50万円の頭金を入れて250万円を金利2.6%のカーローンを使って購入したとします。この場合、年間の支払額は約53.5万円です。

この条件でも、Aさんは妻のパート収入もあることからカーローンの返済に住宅ローンの返済が加わっても返済はまったく問題ないと考えていました。そして、銀行に4000万円の融資を依頼したところ、Aさんは銀行から予想外の回答を受けとります。銀行の融資可能額は、なんと2800万円でした。4000万円を余裕で借りられると思っていたAさんは驚きます。その理由について次に解説します。

4000万円に対して2800万円しか融資されない理由

その理由は、銀行の融資可能額の計算がカーローンと住宅ローンの返済期間をまったく考慮せずに同一に考えているからです。カーローン250万円の返済額53.5万円と住宅ローン4000万円の返済額136万円の合計は189.5万円で、年収に対する返済負担率は約38%に達します。そのため希望額の融資を受けられないのです。カーローンを支払いながら、年収の30%以内に返済負担率を抑えるには、住宅ローンの融資額を約2800万円にしなければなりません。金利や返済期間によって減少する融資額は変わりますが、このように大きく減額される可能性があります。

まとめ

住宅ローンの申し込み前にカーローンを含めたローンを利用すると融資額が大幅に減額される可能性があることを紹介しました。条件次第では返済負担率が40%程度まで認められることもありますが、住宅ローンの前にローンを利用して購入するのは余裕があっても控えるようにしましょう。

執筆者:ライフスタイルズ編集部

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