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入居率99.02%!クラソシリーズを造った建築家から家づくりの考え方を学ぶ

ライフスタイルの多様化に伴って持ち家でも賃貸でも「普通の家じゃつまらない」「毎日が楽しくなるような家に住みたい」など、最近は居住環境に強いこだわりを持っているという方も多いのではないでしょうか?そのような方が次の住まいを検討する際にぜひ参考にしてみて欲しいのは、東京を中心に展開しているデザイナーズ物件「クラソシリーズ」。

実はこのクラソシリーズ、賃貸物件の平均入居率が80%前後と言われている中、99.02%という驚くべき数字を誇り、テレビにも取り上げられた超人気物件なのです。そこで今回は、クラソシリーズを展開するエコラボ・デザインハウス代表の大石橋 勤 氏に家づくりの考え方についてインタビューを敢行。

住む人を惹きつけて離さない大ヒット物件を連発する建築家が家づくりにおいて大切にしていることとは?そこにはこれから家を建てたい、買いたいという人が忘れずにいたい「家づくりのヒント」が隠されていました。

エコラボ・デザインハウスとは?

ライター)まずエコラボ・デザインハウスとはどのような会社なのでしょうか?

大石橋 氏)僕たちは基本的に不動産に関することを幅広くやってる会社なわけなんだけども、中でも設計・施工・賃貸管理まで一貫して行う収益不動産事業っていうのがメインなんですよ。

ライター)なるほど。賃貸経営者さんのために差別化された価値の高い建物を建ててあげるということでしょうか。

大石橋 氏)そうですね。ただポイントはね、請負事業じゃなくてあくまで運用事業っていうこと。建てるだけじゃなくて、しっかり収益を見込めるところまでしっかり考えて仕事をするのが基本姿勢っていうところですね。

ライター)たしかに。賃貸経営しようと思って物件を買っても空室続きじゃ、話にならないですもんね。

大石橋 氏)そうそう(笑)お客様のニーズは「建ててくれ」じゃなくて「事業を成功させてくれ」ですからね。

クラソ西馬込を見学

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ライター)そんな貴社が手がけた収益物件の中で入居率99.02%という脅威の数字を誇っているのがクラソシリーズというわけですね。そんな人気のクラソシリーズですが、どんなきっかけで生まれたのでしょうか?

大石橋 氏)まずクラソっていうのは単純に「暮らそ」っていうのと「蔵荘」を掛け合わせて命名したんですよね。あとやっぱり収益物件だから「普通じゃないもの」「他にはないもの」がテーマになってますね。

ライター)そうなんですね。先日クラソ西馬込を見学させていただいたのですが「え?賃貸なのに、こんなにこだわってるの?」と驚きました。

大石橋 氏)そうですか(笑)

ライター)まず外観がとてもお洒落で良かったのですが、玄関開けて入ってみるといきなり無垢材フローリングだったというのは驚きでしたね。

大石橋 氏)これはフランス・ボルドー産のパイン材を使っているんですよ。足触りがとても良いので、歩いていて気持良いんですよね。

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ライター)前を向くと、これまた無垢材の備え付けテーブル。

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ライター)リビングは勾配天井で無垢材のフローリング。階段の先には広々としたロフト。壁は大半が自然素材の珪藻土が使われていました。

大石橋 氏)やっぱり自然に囲まれた暮らしを楽しんで欲しいっていう想いがありますから、床と壁には自然素材をどうしても使いたかったんですよね。ロハス的な建物をイメージしていたのも大きかったですね。

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ライター)あと個人的にとても気に入ったのはお風呂でしたね。かなりゆったりしていてテレビもついていたのでとてもリラックスできそうでした。

大石橋 氏)僕自身もお風呂にはこだわりたい人なので、スペースもたっぷりとって設備もかなり良いものを入れました。お風呂でリラックスする時間ていうのは忙しい人にとっても嬉しい時間ですからね。

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入居率99.02%の家づくりの秘密とは?

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ライター)クラソ西馬込もかなり魅力的な物件ですが、その他のクラソシリーズなど家をつくるときにはどのようなことを大切にしていますか?

大石橋 氏)まず月並みですけど前提として「自分が住みたくない家はつくらない」ということですよね。クラソ中野なんて電気工事で関わった人が自分で一番良い部屋を真っ先に借りちゃいましたからね(笑)あとは家を3次元で考えるということでしょうか。

ライター)そうだったんですね(笑)ちなみに3次元というとどういうイメージでしょうか?

大石橋 氏)不動産って一般的には2次元なんですよ。平米、坪で考えるでしょ。でも僕は立米と空気量で考える。そうすることで限られたスペースを最大限活用できるから、自由度が高い家づくりがやりやすいんですよ。

ライター)なるほど、立体的に家づくりを考えるということですね。他には何かコツはあるのでしょうか?

大石橋 氏)あとは、そうですね。僕が家を設計するときは「ソファ」から考えるということでしょうか。「ここにソファを置いて、向こうにテレビ。ここにテーブルがあって」ってまず頭の中でイメージしますよね。そこから壁や床はどうするというように組み立てていきます。

大石橋氏が家づくりにおいて大切にしていること

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ライター)建物を立体で捉えるというお話に加えて、クラソシリーズを見る限りとても斬新なアイデアがたくさん詰め込まれてると思うのですが、発想の原点はどのようなところにあるのでしょうか?

大石橋 氏)ん~、何でしょうね(笑)やっぱり遊び心かな。僕は昔から計画するのとか好きで、小学校の頃は空き地に廃材持ってきて自分で組み立てて家みたいなの作ってたりしたから。根本は当時と変わってないんですよね。ペット共生の建物つくりたいとか、ジャグジー付きの家つくりたいとか常にアイデアが湧いてくるんですよ(笑)

ライター)ご自身の世界観というか単純に「好き」という気持ちをとても大切にしながら仕事をされてらっしゃるんですね。

大石橋 氏)そうですね。趣味と仕事の境界線も無いし。たまにビール飲みながら図面書いたりするし、休みに温泉行っても「次こんな家つくりたいな」とか考えてばっかりだし(笑)

ライター)なるほど。家づくりって建築基準法とか色々難解な部分があると思うのでついつい妥協してしまいがちですが、そういった中でも「自分のイメージやこだわりを実現させるためにはどうしたら良いか」という軸は常に持ち続けておくべきということですね。

大石橋 氏)そう。こういう人にこんな感じで住んでもらいたいっていうイメージは大事。前にクラスパ中目黒っていう新婚さん向けの建物を建てたことがあったんだけど。二人が幸せに仲良く暮らせるような。すると、入居者は見事に全員新婚さんというようになりましてね。

ライター)狙い通りに集まったというわけですね。

大石橋 氏)いや~、そうなんだけども。クラスパは入れ替わりが多くてね。何でか理由を聞いてみたら、みんな仲が良すぎてすぐに子どもが出来たみたいで(笑)クラスパは子ども向けの家ではないから手狭になっちゃったんだろうね。さすがにそこまではイメージできてなかったな(笑)

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ライター)新婚さんに子どもができるのはおめでたいことですし、何よりクラスパ中目黒は住む人を幸せにする家だったっていうのが素晴らしいですね。

エコラボ・デザインハウスを創業した経緯

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ライター)最後にエコラボ・デザインハウスの創業に至った経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか。

大石橋 氏)幼い頃から大工さんになりたくて、高校は工業高校に行きました。それから大学で建築を学び、不動産デベロッパーに就職しました。当時は設計の仕事もしましたが、時には営業の仕事もしていました。その後は役員を務めていたんですけど、会社が世代交代の時期でもあったから。これからは好きな仕事をしようと思ってそのタイミングで独立したという感じですね(笑)

ライター)不動産開発の業界で建築を学ばれたのですね。当時から色々な家を設計していたのですか?

大石橋 氏)戸建住宅だと軽く500棟以上は作ってますね(笑)

ライター)影響を受けた建築家などはいらっしゃいますか?

大石橋 氏)建築家というわけではないですが、前の会社の建築顧問の澤先生という方にはとても影響を受けましたね。物の見方、どこから間取りが生まれるのか。美しいものとそうでないもの。デザインとは何か。それを言語化してくれていたので、今でも先生から教わったことは仕事の中で生きてますね。

ライター)なるほど。今の個性的な家づくりの概念はそういうところからきていたんですね。

大石橋 氏)そういうのもあるし。独立すると、何しろ自由というのが良いですよね(笑)好きなときに好きなところに行けるし、愛犬と一緒に仕事もできるし。これは僕だけでなくうちの社員もそう。子どもの面倒を見ながら仕事している社員もいれば、屋上のアウトドアリビングではみんなでバーベキューもやるし(笑)そういう自由な環境だからこそ仕事に打ち込めるというのはあるのかなと思います。

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ライター)自由ですね(笑)そんな不動産会社聞いたことないです。

大石橋 氏)そう、だからこそ僕たちはサラリーマンに作れないものを作っていきたいですよね。常に自分自身がフラットで居られる環境で仕事ができるわけなんだし。仕事とプライベートを切り分けちゃうと良い仕事できないからね(笑)

ライター)たしかに。クリエイティブな仕事の場合は、自由な環境は大切ですよね。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?エコラボ・デザインハウスの大石橋氏のインタビューをお送りしました。「家は体積(空気量)で考える」「遊び心を大切に」「自分が住みたい家をつくる」様々なこだわりをお持ちの大石橋氏。今後は鉄筋コンクリートの建物など次なる構想も描いているとのこと。

ちなみにクラソシリーズは今のところ全室満室。それでも仲介業者から「クラソシリーズで空きありませんか?」と問い合わせが入るほどの人気ぶりだそうです。

「普通じゃつまらない!」「ワクワクする家をつくりたい!」という方は、クリエイティブな発想力や経験、技術を持っている建築家を探しからはじめてみるというのも一つの選択肢かもしれませんね。

取材協力:エコラボ・デザインハウス
執筆者:ライフスタイルズ編集部

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