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家を建てる時に必要な「祭事」とは

家を建てる時に「地鎮祭」はいつにしますか?と聞かれたことがあるのではないでしょうか。地鎮祭は日本に伝わる昔ながらの家づくりの「祭事」の一つとなっています。今現在もとりことなわれている祭事には、地鎮祭の他、上棟式などもあります。ここではそれぞれの祭事がどういったものなのかを紹介していきます。

家づくりの最初に行う「地鎮祭」

住宅の請負契約をし、最初に行うのが「地鎮祭」になります。住宅を建てる土地で着工をする前に、その土地のお祓いをし工事の無事を祈願する意味を持っています。

通常は、地盤補強工事や基礎工事を行うその前に「地鎮祭」を行い、土地を清めてから着工をするというのが一般的となっています。

筆者が今までかかわった住宅では、9割以上が「地鎮祭」を行いました。若い世帯で特別に信仰が深いわけではなくとも、ひとつの区切りとして行う方も多いのではないでしょうか。

地鎮祭では、施主の家族の他、住宅会社、大工の棟梁などが参列し、丁寧な場合は、設備業者や基礎の業者なども出席する場合があります。

神主さんより「鎮め物」をいただき、それを基礎の工事の際に土の中にいっしょに埋めると言われています。

建て方、屋根ができたら「上棟式」

基礎工事が終わり、いよいよ柱を建てる建て方になっていきます。屋根まで出来上がった段階で行うのが「上棟式」です。建物の中に祭壇をつくり、施主の家族、住宅会社、大工の棟梁から他の大工など地鎮祭のときよりも多くの参列者で祭事を行う場合が多くなっています。

上棟式は「棟上げ」とも言われることもあります。着工から棟が上がるまで進行したことを祝うということと、これからの工事での無事を祈願するという意味があるとされています。昔は屋根の上に吹き流しを上げたり、持ちやおひねりの金銭を撒いたりと盛大に行っていたことが多かったようですが、最近は簡素化され、近所にお知らせをして持ちを撒くような祭事はほとんど行われなくなりました。

上棟式では、大工さんが柱や梁を奉納した金槌で祈願しながらたたくというパフォーマンスがありますが、静かな中で行われるこの音が、厳かな雰囲気があり、神様への祈願を深く印象づけています。

筆者がかかわった住宅では、全体の2割程度しか上棟式はしていませんでした。しかし、地域によっては、上棟式を行う意識が高く、祭事は行わないが、お祝いとして、礼金や赤飯を配ることで上棟式の代わりとしているケースもあり、時代と共にスタイルも変わりつつあります。

祭事は行うべきなのか

地鎮祭や上棟式などの祭事は必ず必要なのでしょうか。

こちらについては、個人の考え方にも左右されることではあると考えますが、工事中の無事などを祈願すること、また、家づくりの節目として、「地鎮祭」は執り行っても良いのではないかと考えます。

上棟式については、費用の負担も多く、また、近年は省略するケースの方が多くなってもいるため、こちらは「希望があれば」ということでも良いのではないでしょうか。

いずれ、地域性、家族の考え方などもありますので、親族や友人など経験者に相談してみてもよいかもしれません。

執筆者:GOKURA

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