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床下と天井裏のチェックで防げる手抜き施工

夢のマイホームを手に入れてもそれが欠陥住宅では意味がありません。「今どき欠陥住宅なんてないだろう」と考える人もいるようですが、決してそんなことはありません。床下や天井裏など一見目につかない部分に手抜き施工が行われている可能性は十分に考えられます。今回はそういった見えないところの手抜き施工を防ぐチェックポイントをご紹介します。 

点検口と床下収納で見えない部分をチェックする

手抜き施工が多く行われるのは「見えない部分」です。例えば壁の中や床下、天井裏などがそれにあたります。壁の中は施工後に見ることはできませんが、床下や天井裏はその気になればいつでもチェックすることが可能です。

まず床下は「床下収納」の部分から覗くことができます。床下収納は一般的にキッチンにあることが多いので、蓋を開けて中の収納ケースを取り出してみましょう。すると床下が覗ける状態になるはずです。脱衣場にも床下点検口があることが多いのである場合はそこからもチェック可能です。

次に天井裏ですが、こちらは天井に作られている点検口からチェックするようにします。押入れの中やトイレなどに設置してあるケースが多いので確認してみましょう。天井の場合収納ケースなどは存在しない点検口ですので、開けたらすぐに屋根裏が覗けます。 

床下と天井裏でチェックできること

点検口を開けてチェックすることは「断熱材」です。金物や配線・配管のチェックなども同時にできますが、断熱材であれば特に知識がなくても簡単に確認できます。断熱材は基本的に床下、外部に面した壁、天井裏に設置されます。床は下地である根太の間、壁は柱と間柱の間に取り付けられ、天井は下地材の上に敷かれます。断熱効果を最大限に高めるために隙間のないように敷き詰めるのが正しい施工です。この断熱材が部分的に入っていなかったり、床下の場合根太の間から落ちてしまっていることがあります。

特に注意したいのが勾配天井のある家です。天井が斜めなので、きちんと取り付けられていなくてずれ落ちてしまっているケースが多く見受けられます。これでは断熱効果は低く、必要以上に暑い夏、寒い冬を過ごすことになってしまいます。そのような事態を防ぐため、内装が完成したくらいのタイミングで断熱材のチェックをしてみることをお勧めします。 

チェックの際の注意点

床下や天井裏のチェックの際には注意することもあります。天井裏はすべての部屋をチェックしたい場合移動しなければなりませんが、その際に天井材を踏まないことです。これを踏んでしまうと天井が抜けてしまうので非常に危険です。なるべく梁の上を踏むようにし、どうしても無理な場所は下地材を慎重に踏むようにしましょう。床下の場合は狭くて暗い場所を移動しなければならないので、多少汚れることを覚悟してチェックしてください。

まとめ

荒は見えないところにあるもので、多くの人がチェックしない場所は逆にチェックポイントとなります。悪質な業者になると確認させないために点検口を作っていない業者も存在します。コストカットの意味で作っていない業者もあるようですが、大きなコストはかからない点検口まで削ってしまう業者は、それはそれで問題のある業者です。点検口はあって当然のものなので、もしマイホームに点検口がない場合は遠慮なく作ってもらうようにしましょう。
 
 
執筆者:竹内洋樹

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