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都市に建てる住宅、「箱の家シリーズ」とは?

東京都や大阪府など、人口や建物が密集した地域は地価が高く広々とした住宅が建てられない、という制約があります。そこで狭小住宅のように間口は狭いですが高層にすることで、生活に必要な床面積を確保する家が沢山あります。箱の家シリーズも、そんな最低限の性能を満たす都市型住宅で、多くの人に受け入れられ話題を呼んでいます。今回は、そんな箱の家シリーズを紹介します。

 ・都市には満足いく住宅が建てられない?

元々箱の家シリーズが建てられたキッカケは、とても厳しいコストと敷地でした。プロトタイプと呼ばれる箱の家は、杉並区の住宅密集地域にあります。この限られた敷地で最低限の性能を満たす答えが、箱の家だったのです。その名のとおり、形状は真四角の箱。「単純化すること」が「豊かさ」を生み出すことになった建築だ、と設計した難波氏は答えています。

そんな箱の家ですが、プロトタイプの気になる延床面積は約120㎡です。つまり36坪です。総工費はなんと1561万円というローコストな住宅です。坪単価を計算すると43万円/坪ですから、ハウスメーカーと比べても遜色ないほどお安いことがわかります。

・最低限の性能を最小限の物質で達成した「箱の家」

箱の家はプロトタイプから派生して様々な進化を遂げました。現在では100種類以上の箱の家が建てられています。当初は木造による箱の家が続きましたが22作品目から鉄骨造による展開が始まります。さらにはRC造の箱の家も設計されました。最近では無印良品とのタイアップで箱の家を工業化・商品化も行っています。

・まとめ

厳しい敷地条件、コスト条件から見出された答えの1つ「箱の家」。多くの施主から受け入れられて現在では100種類以上の箱の家が生まれました。まさに箱の家シリーズです。そして、箱の家は数々の展開を見せています。箱の家のプロトタイプは1000万円台の建築家が設計した住宅です。今後の家づくりにぜひ参考になさってください。

執筆:ライフスタイルズ編集部

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